ここ数年のブーツの進化はすさまじく、その進化についてこれないブランドのブーツと進化し続けるブランドのブーツでは差が開く一方です。では、どんなブーツがいいのでしょうか?
Greenfieldsはここがすごい!
実際に履いてみましょう!ブーツを選ぶときは、とにかく履いてみてください。本当に良いブーツは足を入れただけで「おっ!」と思うほど違っていたりします。それに実際履いてみないとこれから説明する性能やフレックスもわかりませんよね。僕らも販売するすべてのブーツを実際に履いて決めています。もちろん良かったものだけを選んでいます。それと値段ですが、同じメーカー同士で比べれば、当然高価なブーツの方が性能や機能で勝ります。これは仕方のないことですよね。ですが、高価なブーツでもその人の滑りのスタイルや、レベルに合ってない物もありますので「高けりゃいいってもんじゃない!」って事は覚えておいてくださいね。
 
ブーツの性能比較のために実際に重量を測って見ました。
同じメーカーのものでもたった1年の性能の差でその重量は変わります。
その差は222グラム、実にりんご1個分です。
つまり両足でりんご2個分の重さが違ってくるというわけです。
これは大きい!
軽けりゃ軽い程、いいですよね。何年も前の非常に重たいブーツの半分ほどの重量では?と思わせるほど軽量化が進んでいます。ただ軽量化を進めるあまり、他の部分が犠牲になる場合もあります。たとえば、インナーを薄くして軽量化を図れば、ホールドが弱くなり足の痛みにもつながります。ソールを薄くして軽量化を図れば、クッション性を失います。そういった部分をしっかりとクリアしながら軽量なブーツであることが大切です。


足が『ムレムレ』になるブーツなんてイヤですよね。でもみなさん、結構知らずにそういったブーツを使ってますよ。ブーツはムレないように通気性を良くし過ぎてしまいますと保温性や防水性がなくなりますし、インナーの材質的にムレをなくすことができないブランドのブーツもあります。最近ではある一定の温度までは熱を蓄え保温し、それ以上になると熱を放出して足の発汗を抑える素材「OUT LAST」がインナーやインソールに使われているものがあります。また抗菌、防臭効果のある「AEGIS」という素材も使われているものもあります。足が冷たくなくてムレのない、しかも痛みがないブーツなんて夢のようですね。

1.他メーカーのブーツのインナー
2.BURTON のブーツのインナー
他メーカーのブーツのインナーと BURTON のブーツのインナーです。
BURTON のインナーも熱成形が可能になりました!ですが、3次元方向への大きい伸縮はありません。なぜなら、BURTON の場合サイズが 0.5cm 刻みなので少しの伸縮で十分なのです。(他メーカーは1cm 刻みなんです。)
熱成形もオーブンを使わずに専用ドライヤーにて行います。これによりサイドにポリウレタンパネルを使用できます。このパネルのおかげで従来の熱成形インナーの弱点であったインナーのフレックス後の反発が良くなります。
また、インナーの変形、型崩れ、へたりが大幅に軽減されます。軽量性は若干劣りますが、これは材質の違いによるものです。軽すぎる材質のものはそれだけ密度が少ないということで、つまりクッション性が大きく損なわれます。(足が痛くなるということです。)
足の痛みを軽減するための熱成形なのに、これは本末転倒ですよね。
それと、他メーカーの熱成形インナーは材質の性質上非常にムレてしまいます。ムレれば、においの原因にも繋がります。
その点、BURTON のインナーは抗菌、防臭加工で不快なムレもありませんし、寒いときはインナー内に熱を蓄え、インナー内が熱くなれば熱を放出するそういった素材を使用しています。
まさに夢のようなブーツですね。



当然、ブーツのサイズが大きすぎたり、小さすぎたりではダメですよね。サイズは自分に合ったものをちゃんと選んでください。ちゃんとしたお店ならば足の大きさを「メーカー専用のスケール」で計ってくれます。メーカーが違えば同じサイズでも大きさは変わりますからね。

ブーツサイズが1cm 刻みより、0.5cm 刻み ( US 表示ではハーフサイズ ) の設定があるメーカーのブーツの方が当然いいですよね。(もちろん、すべてのサイズでは無理でしょうが。) メーカーによってはブーツが0.5cm 刻みの設定でもアウターは1cm 刻みになっている場合があります。(つまり、ハーフサイズはインナーの厚さだけを変えて作っている。) ですが、これではちゃんとしたフィットにはなりません。
インナーもアウターもきちんと 0.5cm 刻みに作っているブランドは BURTON だけです。 なぜだと思いますか? もし、他のメーカーもそれをやろうとすると、今までの倍の量のブーツを生産しないといけなくなりますよね。開発費もかかりますし、生産コストも倍に膨れ上がります。 つまり利益がぐんと減ってしまうのです。

では、なぜ BURTON はそれが可能なのでしょう? 理由は一つ! 利益を出すことより、ユーザーに満足してもらう製品作りを目指したからです。 こうゆう考えって素敵ですね。


これを一番重要視される方が多いんじゃないでしょうか?ぼくも同意見で、これがダメではスノーボードの上達はないですよね!まず、ブーツのインナーはインナーレース(インナーを締め付けるひも) の付いたものを選びましょう。メーカーによっては「別売り」とかになってる場合もありますが、ブーツはサイズ物なので標準装備でないと・・・。インソールは絶対に必要です。メーカーによっては別売りになっていますが、必ず入れてくださいね。もちろん、カスタマイズするために社外品のインソールと交換するのはいい事だと思います。実際、僕もやっているんですが、でもこれは合う合わないがありますので注意してくださいね。
インソールの働きですが、詳しく説明するととんでもなく長い文章になるので簡単に説明しますね。インソールは股関節、膝関節、足首関節の傾きを整える効果があります。 また、足の裏をアーチ型に支えてサポートしています。これにより、バランスの向上や疲労の軽減、運動能力UP につながるんです。 もちろん、衝撃吸収の効果もありますので、ケガの防止にも役立ちます。最後に、上記の説明はあくまでもちゃんとしたインソールを使った場合ですよ!

ブーツは写真のようにインナーレースの付いているものを選びましょう!!

アウターレースだけで十分なフィット感が得られるまで締め付けるには非常に大きな力が必要になります。
特に女性の場合は力不足のために ブーツがフィットしていないことが多くあります。
ブーツの中で足が遊んでいてはうまく滑れませんよ。