バインディング選びで大切なことはなんでもそうですが、「自分にあった物を選ぶ。」これが一番大事です。では具体的にそれを説明していきましょう。  
Greenfieldsはここがすごい!
これってすごく大変なんです。でも、実際に乗ってみないとお客さんに説明できませんよね。それに選んであげることも無理なんじゃないでしょうか?
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好みもあると思いますが、性能を重視すれば僕は BURTON が一番だと思います。

現在あるバインディングのシステム(ストラップのラチェット機構や、各部の調整機能など)のほとんどは BURTON が開発してきたもので、いまではそれらがバインディングのスタンダードになっています。
バインディングのセットアップのページでも述べましたが、バインディングひとつ取り付けるのにもたくさんの調整が必要になりますし、そのそれぞれの調整がいちばんきちんとできるのも BURTON なのです。ぜひ一度使ってみてください。流行や色だけで選んでは上達は望めませんよ。

   
ブーツ&バインディングサイズ表
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これが間違っていては話になりません。必ず自分のブーツに合ったサイズのバインディングを購入してください。ただ、ブーツのアウターが非常に大きいブランドのブーツもありますので、その場合は一般的なサイジングから大きく外れてきます。ですがこれは、ブーツのほうが問題なんで、ブーツの買い替えも検討してみてください。事実女の子なのにLサイズのバインディングを使っている子さえもいました。当然きちんとした調整もできないばかりか、あとでしっかり自分のサイズに合ったブーツを買った時にまたバインディングを買い直さなければなりません。何が問題かといいますと、それを販売した不親切なお店があるということが一番問題だと思いますが・・・。

あと BURTON の場合、ブーツに対するバインディングのサイジング表というものがあります。でもその表では微妙に合わないものもありますので、購入の場合は必ず信頼できるお店できちんと選んでもらってください。

 

   
バインディングにも硬さの種類があります。
一般的に上級者や固いボードには硬いフレックスのバインディング初級者ややわらかいボードにはやわらかいフレックスのバインディングを選びます。

やわらかいフレックスのバインディングはエッヂングをミスった時のリカバリー性能が高く硬いフレックスのバインディングは反応が早く、ずれの少ないターンが容易になります。でもフレックスは好みや用途によって大きく変わりますので、わからない方はご相談下さい。
   
ズバリ、値段。安いものと高いものを比べると何万円もの差があります。 でもそれだけ物に差があるから値段にも差があると思って下さい。

具体的な違いでは値段が高くなればストラップの材質の差で足の痛みやホールド力が全然違ったり、調整が細やかに出来たり重量も軽くなります。それに機構そのものが違ってきたりする場合もあります。

そうなれば当然バインディングによって滑りが変わってきますので、あまり安いものはお勧め出来ません。かといって、オーバースペックなものを選ぶ必要もありませんよ。

 

上の写真の2つのバインディングを比較検討してみました。

 
ストラップが薄いのがわかりますよね。当然クッション性はあまり良くありませんので強く締め付けると足の痛みの原因になります。またストラップ自体が硬いので、ブーツへのフィットが少し落ちます。がたつきは出やすくなります。   クッション性が良いので強く締め付けても足の痛みがありません。
また非常にホールドの強いストラップですので、ライディング中の激しい動きでもブーツのがたつきがありません。


 
ハイバックの高さの違いです。ヒールサイドのターン時にふくらはぎの部分をサポートしてくれるハイバックは、大きい方が有利です。値段によってこんなところにも違いは出てきます。


 
こちらのバインディングにはロッキングシステムが付いていません。これではトゥーサイドのターン時にブーツに引きずられてハイバックが浮いてしまいます。また、こちらはフォワードリーンの調整時に工具が必要になります。   こちらのバインディングにはロッキングシステムが付いています。これはトゥーサイドのターン時にブーツに引きずられてハイバックが浮くのを防止しています。浮きがなくなることでブーツも動かず、より強くトゥーを踏むことができます。また、トゥーサイドターンのときにハイバックが浮いてしまうと次のヒールサイドターンのときにボードの反応が遅れてしまいます。


 
こちらのバインディングにはトゥーランプ、通称ガスペダルはついていません。フラットなベースになっています。   どのブーツもドラグ(ターン時の雪面へのブーツの接触)を防ぐためにヒールおよびトゥーのソールが先端部に行くにしたがって持ち上がっていますよね。
これではドラグは防げてもバインディングのベース部分とブーツのソールとの間に隙間が生じるため、特にトゥーサイドターン時に強くボードを踏むことができません。
そこで、その形状にあわせてランプ状に持ち上がったガスペダルを開発しました。これによりトゥーサイドターン時のレスポンスが向上します。また、このガスペダルはブーツサイズに合わせて5段階の調整機能付です。


 
こちらのバインディングはハイバックのローテーションの調整時に工具が必要となります。   普通のバインディングは調整時に工具が必要になりますが、このバインディングはツールフリーです。しかもネジ部を締め付けた後にレバーを倒すことによってロックされるので、ライディング中のネジの緩みがありません。特に後ろ足側はリフトの乗降時にハイバックを倒しますのでネジが良く緩みます。みなさんもよくチェックしてみてくださいね。


 
写真は最大リーン時   写真は最小リーン時

この P1 HD には特殊な機能が付いてます。
普通のバインディングはフォワードリーン調整時にハイバックの調整も必要になりますが、このバインディングはそれをそれぞれ独立して行うことができます。
しかも工具を必要としませんので、ライディング中でも調整可能です。(もちろん止まってから行ってくださいね。)

どうですか?こんなにも違いがあるんですよ!ですのでご自分に合ったバインディングをぜひ探してみて下さいね!