ロッジから見上げたこのリッジは「もしもしリッジ」と言います。Craigとバフがはじめて見つけたポイントです。
日本人が電話で「もしもし」と言うのを、Craigが「Hello」の意味と勘違いしてこの名前になりました。
右の写真はこのリッジに立てられたCraigのメモリアルクロス。彼が亡くなった翌日にバフが立てたそうです。
クロスを見つめるバフ。
Craigは生前、彼を師と仰ぎガイドの勉強をしていて、また彼もCraigと出会ってからスキーからボードにスイッチしたそうです。
ガイドとして一番多くの時間を、ここでバフと一緒に過ごしたCraig。
その一番弟子が自分よりも先に旅立ってしまったバフ。
不覚にも目が潤んでしまった・・・。
次のポイントでエントリー待ち。 ここでは入念なピットチェックをしていました。
一日中、ノートラック、激パウの斜面を滑りまくる。顔は常に半笑いでしたよ。
ヒールから切り返す時の連続写真。いい感じでしょ!
そうそう、僕が驚いたのは雪のコンディションのことなんですが、日本では経験したことがないことがありました。
普通、降雪がない限り前日より雪のコンディションが上がることはないですよね。
でもここBaldfaceでは、夜の間に湿度が急激に下がって、その結果雪から水分がどんどんなくなり
前日よりも、もっとサラサラのパウダーに変わることがありました。
こっちでは考えられないですね。